理化学研究所は10日までに、今年1月のトンガ沖海底火山の大規模噴火で生じた「ラム波」と呼ばれる気圧波を示す衛星画像を公開した。過去の火山噴火で観測されていたが、衛星画像で捉えたのは初めてという。

 空気の振動で生じるラム波は遠くまで伝わる特徴があり、トンガ沖噴火では日本に津波の第1波をもたらしたとされる。大塚成徳研究員(気象学)は「同様の噴火で津波がいつ日本に到達するかを予測するのに役立つ可能性がある」と話した。

 気象衛星ひまわり8号が撮影した、水蒸気の動きを捉えた画像を活用。10分置きで撮影した画像を重ね合わせ、変化があった部分を抽出した。