福沢諭吉の推薦で三菱商会に入り、後に「三菱の大番頭」と呼ばれた荘田平五郎(1847~1922年)の没後100年となった30日、出身地の大分県臼杵市で三菱系企業の関係者や親族らが参列し、献花式典が開かれた。

 大分県の広瀬勝貞知事は「卓越した先見性で日本の経済界に足跡を残し、頭が下がる思いだ」と功績をたたえた。引退後は、私財を投じて臼杵市に図書館を建てるなど、地元へも貢献した。

 1870年に慶応義塾に入塾。福沢に才能を認められ推薦を受けて75年に三菱商会に入社し、創立者の岩崎弥太郎らを支えた。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)の設立にも携わった。