【ワシントン、リビウ共同】米国防総省高官は28日、ロシア軍がウクライナ南東部マリウポリ周辺から離れて北西に移動しているとの分析を記者団に明らかにした。ロシア軍はマリウポリ制圧を宣言しているが、高官は、実際に制圧したわけではなく空爆などが続いていると指摘した。

 米国防総省高官によると、マリウポリを含む東部ドンバス地域ではロシア、ウクライナ両軍が一進一退の攻防を展開。春になってさらに雨が降り、ぬかるみができると、ロシア軍の前進は遅くなるとみられる。

 ロシア軍は黒海で巡航ミサイルを発射できる態勢だが、黒海に面するオデッサへの差し迫った兆候は確認していない。