島根県出雲市は28日、市トキ分散飼育センターで国の特別天然記念物トキの卵が今年初めてふ化し、ひなが1羽生まれたことが確認されたと発表した。同センターでのふ化は12年連続。

 センターによると、新潟県から受け入れたトキのつがい2組が3月26日以降、計10個の卵を産んだ。うち1個が今月27日にかえった。さらに6個がふ化する可能性があり、経過を観察している。センターは、今回ふ化したひなと合わせて11羽のトキを飼育しており、うち4羽を公開中。

 市の担当の梶谷房生さんは「最初のふ化が確認できて一安心です」と話した。