山形県飯豊町の白川ダムで、雪解け水が大量に流れ込み、湖畔のヤナギ林が水に漬かる「水没林」が出現している。梅雨に備えダムの水位を下げる5月中旬までの期間限定。晴天となった28日は、湖の中から幹を伸ばすヤナギを撮影したり、カヌーで散策したりする人でにぎわった。

 水没林は、雪が解け始める3月末ごろから見られる現象で、普段陸地の場所が水深5~7メートルとなる。雪の残る山々に囲まれた湖面から、新緑が芽吹いたばかりのヤナギが突き出し、独特な風景が生まれる。

 カヌーを体験した同県鶴岡市の歯科医岡部秋彦さんは「新緑と山桜、残雪が一緒に見られて本当にきれい」と笑顔だった。