ANAホールディングス(HD)が28日発表した2022年3月期連結決算は純損益が1436億円の赤字だった。新型コロナウイルス禍に伴う緊急事態宣言の発出などで旅客需要の低迷が続いた。純損益の赤字は2年連続。過去最大の赤字を記録した前期の4046億円からは赤字幅が縮小した。

 23年3月期連結業績予想の純利益は210億円で、黒字転換すると見込んだ。旅客数は、国内線でコロナ禍前の平均80%、国際線は35%の水準まで回復すると判断した。

 昨年4月に発表した22年3月期連結業績予想では35億円の純利益を見込んだが、2度にわたり下方修正した。