松野博一官房長官は28日の記者会見で、岸田文雄首相が29日からの大型連休に合わせ、東南アジア、欧州の計5カ国を歴訪すると発表した。5月6日までの日程でインドネシア、ベトナム、タイ、イタリア、英国を訪れる。関係者によると、タイ訪問時には、日本からの防衛装備品輸出を可能とする協定を締結する方向で調整を進めている。

 各国首脳との会談では、ロシアによるウクライナ侵攻への対応や、海洋進出を強める中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力について協議する見通し。ロシア、中国への対応で連携態勢を強化できるかどうかが焦点となる。