北アルプスの豊かな自然を車窓から楽しめる黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)のトロッコ電車が27日、約5カ月間の冬季休業を終え、一部区間で運転を再開した。今年は雪解けが遅かったため、再開も例年より1週間遅い。11月末まで。

 再開区間は宇奈月―笹平間の約7キロ。トロッコ電車は黒部川沿いをゆっくりと進み、乗客はみずみずしい新緑やダムの湖水を眺められる。宇奈月―欅平間約20キロの全線開通は5月26日を予定している。

 初日の朝はあいにくの雨だったが、愛知県江南市の会社員堀祐介さん(32)は「季節ごとに表情を変える自然を見られるのがトロッコ電車の魅力」と話した。