フィルターやメッシュ製品の製造を手がける「タントレー」(愛知県豊橋市)は、新型コロナ後遺症とされる嗅覚障害に対応したマスクを開発、26日販売開始した。自動車や医療用品に使われるメッシュ製造の技術やノウハウを応用。同社は「嗅覚障害の改善が期待できる成分を配合した」と説明する。

 嗅覚へ刺激を与えるミントやユーカリ、ゼラニウムなど6種類の天然香料を調合。特殊な油でコーティングして微小なカプセルに閉じ込め、全6層あるメッシュのシートの1枚に浸透させた。空気中の水分と化学反応し、カプセルの殻が破れ、放出された香料を吸い込むことで、嗅覚を刺激し障害が改善するという。