英国などで報告が相次いでいる原因不明の子どもの急性肝炎について、厚生労働省は25日、国内でもこの肝炎の可能性のある患者1人が初めて報告されたと発表した。子どもは16歳以下で、詳しい年齢や居住地、性別などは明らかにしていない。

 この急性肝炎は大きく分けて5種類ある肝炎のいずれにも当てはまらず、原因が不明。世界保健機関(WHO)などによると、A型―E型を除く16歳以下の急性肝炎患者が見つかった場合、可能性例として報告するように求めている。

 21日時点で少なくとも欧米で169例が報告され、うち74例で呼吸器疾患などを引き起こすアデノウイルスが検出されている。