東芝は21日、非上場化の実現に向けて、東芝株の買い取りを希望するスポンサーや投資家を募集すると発表した。6月下旬の定時株主総会後、投資家などを選ぶ。すでに一部の投資ファンドが関心を示しており、東芝買収に向けた動きが活発化しそうだ。

 東芝には、短期的な利益還元を求める「物言う株主」との関係を非上場化で断ち、中長期的な成長に役立つ事業に経営資源を振り向ける狙いがある。米投資ファンドのベインキャピタルが買い取りを検討していることがすでに明らかになっている。

 東芝は選定の際、買い取り価格や資金調達方法、経済安全保障の観点から評価するとしている。