昨夏の東京五輪柔道男子73キロ級で2連覇を果たした大野将平(旭化成)が21日、拠点とする奈良県天理市の天理大で報道陣に練習を公開した。五輪後の復帰戦となる全日本選手権(29日・日本武道館)に向け「今までの柔道人生で培ったものをぶつけたい」と抱負を語った。

 全日本選手権は体重無差別で争い、柔道日本一を決める伝統の大会。この日は100キロ超級の選手との乱取りで得意の内股や大外刈りを果敢に繰り出した。3月に首などを痛め、4月上旬の全日本選抜体重別選手権を欠場。現在も状態は万全ではないが「重量級に対しても真っ向勝負しか頭にない」と熱っぽく話した。