東日本大震災で大きな被害に遭った岩手、宮城、福島3県の各地で9日、成人式が開かれた。震災時、小学3年だった新成人は、将来への希望や復興への思いを胸に、新たな一歩を踏み出した。

 宮城県気仙沼市出身の千葉瑛太さん(20)は、震災で母や妹ら家族5人を失った。スーツ姿で同市の式典に臨み、「仲間との再会が今後の原動力になる。今を全力で生きたい」と笑顔を見せた。

 父清英さん(52)と仮設住宅で暮らし、高校進学時に上京。海外留学や専門学校への進学など多くの出会いで視野が広がった。挑戦したい事は尽きず、今後は英国への大学留学か、ウェブ制作の個人事業を進めるか検討中だ。