【サンパウロ共同】南米コロンビア西部カリの病院で7日、重い病気に苦しむ男性(60)が安楽死した。同国では安楽死は事実上合法で、昨年7月に憲法裁判所が「末期の病状」以外でも安楽死を認めて以降、初の該当例となった。地元メディアなどが報じた。

 男性はビクトル・エスコバルさん。脳血管障害や肺疾患、糖尿病などを患い、人工呼吸器を付けていたが病状は末期ではなかった。

 家族や弁護士と共に撮影された動画で、安楽死の実現は「私の後に続く尊厳ある死を望む患者たちのために扉を開く闘い」だとし、家族らに「さよならは言わない。また会おう」と言い残した。