福島県立高校3校の生徒が5日、東京電力福島第1原発を見学し、来年春にも始まる処理水の海洋放出について経済産業省の担当者と意見交換した。「全て流しきるのに要する期間は」との質問に、担当者は「30~40年」と回答。生徒らからは「処理水の中で魚を育て、安全かどうか実験したらどうか」と、風評払拭への提案も出た。

 2015年に始まった国際高校生放射線防護ワークショップの一環。新型コロナウイルスの影響で県外、海外からの参加は見送られた。県内の生徒、教員計28人が、汚染水からほとんどの放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)などを見て回った。