東京都内の大手百貨店で2日、2022年の初売りが本格的に始まった。福袋目当てに開店前から客が列をなす光景が戻り、新型コロナウイルス拡大で外出自粛ムード一色だった昨年より客足は回復した。新変異株「オミクロン株」への警戒心からか流行前の水準には届かず、店側は感染対策に注力しながら消費拡大に期待を寄せている。

 東京都中央区の日本橋高島屋では午前10時のオープンを待たず家族連れ客らが集まり、開店前の行列人数は昨年の4倍に。ただ20年比では6割にとどまり、担当者は「予測していた」と話す。高島屋は昨年「3密」を避けるため福袋を店頭で扱わず、今年は2年ぶりに復活した。