岸田文雄首相は13日、東京都品川区の自動車販売店を訪れ、自動車整備士と車座で意見交換した。技術革新への適応が求められる業界の実情を聞き「全体の収益力向上と合わせて、一人一人の賃上げも考えていかなければならない」と記者団に強調した。昨年12月の臨時国会で質問に立った野党議員から現場の声を聞くよう求められ、実現を約束していた。

 斉藤国土交通相も同行し、先端技術を使った整備作業や電子車検証について説明を受けた。

 首相は臨時国会の参院予算委員会で、自動車業界に関し「間違いなく大きく変化する」と指摘。業界を支える自動車整備士らの意見を聞く場を設けると表明していた。