【イスラマバード共同】アフガニスタンのカエム駐中国大使は11日までに、ツイッターで辞任を表明した。理由は詳しく触れていないが、公表した引き継ぎ資料には「多くの外交官が中国を去った。半年間給料を受け取っていない」と記している。イスラム主義組織タリバン暫定政権の機能不全の深刻な実態が浮かんだ。後任は不明。

 資料によると、タリバンが政権を掌握した昨年8月以降、ガニ元政権が指名した外交官の多くが離職した。カエム氏は、後任が「北京に着いた時には外交官は誰もいないだろう」と指摘した。

 アフガンの在外公館を巡っては、イサクザイ国連大使も昨年12月に辞任した。