【ヤンゴン共同】クーデターで全権を握ったミャンマー国軍トップのミンアウンフライン総司令官は1日付の国営紙で「国の平和と安定に向け、引き続き少数民族と協力していく」とする新年のメッセージを寄せ、少数民族武装勢力との和平を進める方針を強調した。

 ミャンマーでは国軍に反発する民主派が一部の少数民族武装勢力と共闘し、各地でゲリラ戦を展開している。総司令官のメッセージは両者の連携をけん制する狙いもありそうだ。

 国軍は先月下旬、戦闘が続く東部カヤ州で市民やNGO職員ら30人以上を殺害。人権団体によると、クーデター後の国軍の弾圧による死者は1384人に上る。