【台北共同】台湾の蔡英文総統は1日、新年の談話を発表し、中国の習近平指導部が軍事的圧力を強化していると非難した上で「中国内部で軍事的な冒険主義が広がるのを防ぐべきだ」と要求した。同時に「軍事では両岸(中台)の隔たりは決して解決できない」と強調。経済安定を脅かす軍事衝突を避け、平和的に緊張緩和を目指すよう呼び掛けた。

 蔡政権は民主主義などの価値観を共有する日米欧と実質的な外交関係強化を推進。蔡氏は談話で中国による台湾統一圧力への警戒感を示し「自由と民主主義を国際社会と共に守る」と強調。「今年も積極的に試練に立ち向かう」と述べ、中国に屈しない決意を表明した。