還付金名目の特殊詐欺事件が全国的に急増する中、大阪府警がパトロールバイク「青バイ」による特別警戒を始め、9日に出発式があった。新型コロナウイルス禍で自宅の滞在時間が増え、電話による詐欺に遭う危険性が高まっており、詐欺電話が多発する地域の現金自動預払機(ATM)の警戒などを強める。

 利岡孝一朗地域部参事官は式で「青バイの武器である機動力と広域性、存在感を発揮して警戒してほしい」と訓示した。

 青バイはひったくりなどの街頭犯罪の増加を受け1997年に導入。ひったくり事件はピークの2000年の約1万件から21年は55件(7月末時点)と減少傾向にある。