経済産業省は9日、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、安全性を評価する国際原子力機関(IAEA)の調査団を、12月をめどに第1原発に派遣することでIAEAと合意したと発表した。2023年春ごろとする放出開始前に、報告書をまとめる。放出を始めた後も、安全性の評価は続ける。

 経産省などによると、調査団はIAEAと国際的な専門家で構成。放出する水の状態や、処分手順の安全性、放射線の影響について、IAEAの安全基準に照らして評価する。日本が実施している海水や魚の放射性物質のモニタリングに他国の分析機関も参加し、信頼性や透明性を高めることも決めた。