オフィス仲介大手の三鬼商事が9日発表した8月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は、前月比0・03ポイント上昇し6・31%となった。18カ月連続で悪化した。在宅勤務の定着によるオフィス縮小や拠点集約が続き、空室率の上昇傾向は変わらなかった。

 ただ新築ビル1棟が満室で完成したほか、既存ビルの大型解約も少なく、空室面積はわずかな増加にとどまった。

 地区別では港区と渋谷区が前月から上昇する一方、中央区など3区は下落。5区の3・3平方メートル当たり平均賃料は2万932円で前年同月比8・28%、前月比0・54%それぞれ下落した。