【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は8日公表した全国12地区連邦準備銀行による景況報告(ベージュブック)で、米経済成長が「緩やかなペースへとわずかに減速した」と指摘し、前回7月の報告から判断を下方修正した。新型コロナウイルス感染症のデルタ株の拡大や海外旅行の制限などが響いたと分析した。

 報告は7月初旬から8月が対象で、今月21~22日に開く次回の連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料になる。8月の就業者数の増加幅が市場予想を大幅に下回り、量的金融緩和策の縮小着手は11月以降になるとの見方が強まっている。