筑波大と北海道大の研究チームは9千万年前の白亜紀後期、北半球で生態系の頂点に君臨していた大型肉食恐竜カルカロドントサウルスの新種の化石をウズベキスタンで確認した。8日付の英科学誌ロイヤル・ソサイエティ・オープン・サイエンスで発表。8400万年前以降に巨大化し、“頂点”を奪うことになるティラノサウルスの仲間はまだ小型で、圧倒されていたらしい。

 田中康平筑波大助教は「ウズベキスタンなどにはまだ手つかずの地層があり、研究を進めて肉食恐竜の競争を明らかにしたい」と語った。

 研究チームは、現地の博物館が所蔵する約9千万年前の地層から見つかった化石を分析した。