【ウィーン共同】イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関(IAEA)は7日、監視カメラの一部が損傷したことなどを盛り込んだ報告書をまとめた。イランがIAEAの査察を制限したことについて、検証や監視の活動が「著しく損ねられている」と訴え、懸念を表明した。

 報告書によると、遠心分離機の部品の作業場に設置された監視カメラの損傷が確認された。IAEAのグロッシ事務局長は報告書で、イラン政府との直接対話を通じて一連の問題に取り組む考えを示した。

 一方、8月30日時点の濃縮ウランの推定貯蔵量は2441・3キロで、最大60%濃縮がうち10キロ。