財務省は7日、2022年度一般会計予算の概算要求が総額111兆6559億円だったと発表した。4年連続で過去最大を更新した。高齢化の進展に伴い、医療や年金といった社会保障費が全体を押し上げた。新型コロナウイルス対策の経費は要求段階では金額を示さない「事項要求」とした省庁が目立ち、実質的な要求総額は発表された額よりも大きくなる。

 要求総額は21年度予算よりも5兆462億円増えた。社会保障費のほか、国の借金返済に充てる国債費などの増加が主な要因だ。脱炭素や地域活性化など経済成長につながる事業の要望額も各省庁の合計で4兆3686億円に上った。