「自分史」の分野を開拓した歴史学者で東京経済大名誉教授の色川大吉(いろかわ・だいきち)さんが7日午前2時43分、老衰のため死去した。96歳。千葉県出身。葬儀は密葬で行う。

 中学教師をしつつ社会運動に携わり、「明治精神史」を刊行。市民らで地域史研究を行う「多摩史研究会」を結成した。

 庶民の立場から記した「ある昭和史」はその後の自分史ブームの先駆けとなった。リベラルな知識人としても知られた。

 「明治の文化」「自由民権」など著書多数。