大阪府の吉村洋文知事は6日、府に発令されている緊急事態宣言について、期限通りの12日で解除することは困難との見方を示した。「今の感染状況、医療逼迫状況を考えると延長もやむをえない」と府庁で記者団に語った。

 大阪では8月下旬から感染者増に拍車が掛かり、9月1日に1日当たりの感染発表数が初めて3千人を超えた。その後は前週の同じ曜日の感染者数を下回る日が続いているが、病床使用率は6日時点で重症用が44・1%、軽症・中等症用が87・8%に達している。

 吉村氏は「感染が倍加する速度は下がっている」としつつ「医療が逼迫している。12日に宣言解除は難しい」と述べた。