防衛装備庁は5日、山口県岩国市に新設した水中無人機試験施設の発足式を開いた。水中無人機は、遠隔操作により海中の障害物や敵の機雷を音波で探知する機器で、同庁が能力向上を目指している。岸信夫防衛相は「水中無人機は、戦闘の様相を一変させる『ゲームチェンジャー』となり得る。研究開発をより強力に推進していく必要がある」とあいさつした。

 施設は「艦艇装備研究所岩国海洋環境試験評価サテライト」。吸音材を張った大型水槽で海中を再現し、音響テストができる。

 岸氏は式後、「宇宙やサイバーなども含めた新たな領域で優位性を確保する重要性を実感している」と述べた。