静岡県熱海市で7月に発生した大規模土石流で、遺族らでつくる「熱海市盛り土流出事故被害者の会」会長で、8月に起点の土地の現旧所有者2人を刑事告訴した瀬下雄史さん(53)=千葉県=が5日までに共同通信のインタビューに応じ、他に6人の遺族が告訴する方針だと明らかにした。2011年まで土地を所有していた不動産管理会社(清算)の元幹部には殺人容疑を適用する。

 両者を相手に起こす予定の損害賠償請求訴訟の原告が60人前後に上り、早ければ今月28日に静岡地裁沼津支部に提起する予定だとも明かした。

 瀬下さんは8月17日に告訴状を熱海署に提出し、同27日に受理された。