東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域が面積の約8割を占める福島県浪江町のJR浪江駅周辺の開発について、町は建築家の隈研吾さんらに設計・デザインを依頼すると決め、5日協定を結んだ。林業が盛んだった町の歴史を踏まえ、木材基調の設計を得意とする隈さんに目を付けた。隈さんは記者会見で「復興につながる町づくりを実現する」と力を込めた。

 2024年度以降、駅周辺の約8ヘクタールに商業施設や公営住宅を整備する。太陽光発電による電力供給など再生可能エネルギーの活用にも重点を置く。

 吉田数博町長は「復興へと歩みを続ける姿を目に見える形で町民に示すことが重要」と強調した。