経団連の夏季フォーラムが30日、2日間の日程で始まった。初日は電気自動車(EV)にも使われているリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞した吉野彰・旭化成名誉フェローらが講演。吉野氏は市場が拡大しているEVを巡り、日本の産業界が主導権を確保するよう訴えた。

 吉野氏は、グーグルやアップルなど「GAFA」と呼ばれる米国の巨大IT企業がEV事業でも圧倒的な存在となる可能性を指摘。日本が競争を優位に進めるため、特に国際規格などのルール整備が重要になるとの考えを示した。

 台湾でIT政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)政務委員もオンラインで講演した。