交通事故時の運転状況が分かる記録装置を自動車に義務付ける改正保安基準が30日、施行された。事故原因の究明に役立てるためで、来年7月以降に発売される新型車から対象となる。2026年7月以降は発売済みモデルを含む全新車に広げる。衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の作動対象の拡大も義務化、前方を横断する自転車への対応を求める。

 記録装置は「イベントデータレコーダー」(EDR)と呼ばれ、事故時のスピードやシートベルト着用の有無などを確認できる。改正基準は、衝突の瞬間までの5秒間、アクセルやブレーキペダルの踏み込み状況を記録することを求めている。