東京都は30日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開き、感染状況に関する警戒レベルを4段階の最高度から1段階引き下げた。医療提供体制は最高度のまま維持。出席した専門家は新規感染者の増加比が6週連続で改善していると説明し、再拡大が懸念される冬に備えてワクチン接種などの対策をさらに進めるよう求めた。

 感染状況の警戒レベルが最高度から変わるのは昨年11月19日の引き上げ以来、約10カ月ぶり。国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は新規感染者の減少理由について「接種の進捗や、多くの都民が感染防止対策に取り組んだことなどが考えられる」とした。