前橋市は3日、優れた現代詩に贈られる第29回萩原朔太郎賞(同市など主催)に、詩人で農家の岸田将幸さん(42)の詩集「風の領分」(発行・書肆子午線)を選んだと発表した。

 選考委員は「今までのありきたりな技法を使わずに、新しい現代詩のレベルで言葉を見つけようとしている。この詩集には余白と可能性がふんだんに含まれている」と評した。

 岸田さんは愛媛県生まれ。2015年に詩集「亀裂のオントロギー」で第6回鮎川信夫賞を受賞した。