国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、警視庁は3日、詐欺の疑いで立川署交通課の男性巡査部長(59)を書類送検し、懲戒免職処分とした。「不倫相手との交際費の足しにしたかった」と供述している。警視庁によると、警察官による給付金不正受給の立件は全国初とみられる。

 書類送検容疑は昨年11月下旬、実際はアルバイトの60代の妻にコロナ禍で収入が減った家政婦だと偽らせ、給付金100万円を詐取した疑い。

 今年3月、不正受給したことで、扶養手当の対象だった妻の収入が増額したことに伴い、住民税の税額変更が自治体から警視庁側へ伝えられて発覚した。