【ワシントン共同】米南部テキサス州で発効した人工妊娠中絶をほぼ禁じる州法を巡り、差し止め請求を退けた連邦最高裁への反発が広がっている。バイデン大統領は2日の声明で「憲法が認めた女性の権利に対する前例なき攻撃だ」と最高裁を非難。連邦議会では同様の州法制定を阻止する法案の準備が始まった。来年の中間選挙をにらんで論争が激化しそうだ。

 テキサス州法で特に問題視されたのは、無関係の人が医療関係者や中絶協力者を訴えられる点だ。バイデン氏は「女性が直面する最も私的な決断に赤の他人が割り込む余地を与えた」と訴えた。