【モスクワ共同】タス通信は29日、ロシア下院選に与党「統一ロシア」の比例代表で党の「顔」として出馬したラブロフ外相が、当選資格を辞退したと報じた。2004年から外相を務め、プーチン政権の外交の主軸を担ってきたラブロフ氏は外相に留任する見通しとなった。ロシアでは閣僚と議員は兼任できず、ラブロフ氏の去就が注目されていた。

 比例代表候補者名簿の上位には、国民に人気の高いラブロフ氏やショイグ国防相が入っていた。ショイグ氏も辞退した。

 ラブロフ氏らは選挙期間中、統一ロシアの集会などに参加。下院選は17~19日に行われ、同党は定数の3分の2以上の議席を獲得した。