農林中央金庫(農林中金)が他のJAバンクとともに、融資先が二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標を達成した場合に金利を優遇するローンを始めることが、29日分かった。気候変動は各地の農林水産資源に深刻な影響を及ぼすと懸念されており、農家らの出資で成り立つJAバンクとして環境保護につなげる狙いがある。

 こうした融資は「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」と呼ばれる。北海道、東京、神奈川、大阪、鹿児島の5都道府県の信用農業協同組合連合会(信連)と協調し、リース大手の東京センチュリーに計100億円を貸し出す。30日に公表する。