29日、次期首相に就任する見通しとなった自民党の岸田文雄新総裁に、米国は長期政権の構築を期待する。中国は外交姿勢を見極め対応する構えで、台湾は岸田氏の中国への対抗姿勢に好意的だ。韓国では日韓関係改善への期待値は低い。

 中国との競争を見据えるバイデン米政権にとって、インド太平洋地域の同盟国日本との連携は重要度を増している。首相が1年ごとに交代するような不安定な状況に再び陥ることへの懸念は強い。戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン上級副所長は、決断力ある指導者を求める国民から岸田氏が支持を得られるかどうかが課題だと指摘した。(共同)