29日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで値下がりし、一時1ドル=111円68銭を付けた。昨年3月下旬以来、約1年半ぶりの円安ドル高水準。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に量的金融緩和の縮小に踏み切るとの観測から円が売られた。

 午後5時現在は前日比05銭円安ドル高の1ドル=111円29~31銭。ユーロは22銭円高ユーロ安の1ユーロ=129円78~82銭。

 前日の米長期金利の上昇で日米金利差が拡大するとの思惑が強まり、朝方から円を売ってドルを買う動きが先行。午後に入ると、米長期金利が時間外取引で下落したことを手掛かりに円を買い戻す動きも出てもみ合った。