沖縄戦の戦没者遺骨がまざる土砂が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で埋め立てに使われる恐れがあると訴える遺骨収集の市民団体「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)は29日、自民党新総裁に選出された岸田文雄氏ら4候補に「土砂問題への対応」を問う公開質問状を送ったが、いずれも期限までに回答がなかったと発表した。

 総裁選後の取材に「岸田氏は新首相として戦争犠牲者と遺族に寄り添ってほしい」と注文。先立つ記者会見では「回答すらなくがっかり。戦没者救済の意識を持っていないと思える」と述べた。

 質問状は24日を回答期限とし、16日に発送した。