トヨタ自動車は29日、これまでの判明分も含めて直営や系列の販売会社15社16店舗で車検不正があったと発表した。対象は6659台に上る。トヨタは販売店に短時間車検を求める一方、人手不足の現場は法令順守意識が低下し、必要な作業を怠っていた。安全性を確かめる車検の不正は消費者の信頼を揺るがす事態で、風土改革や人員増強などの対策が急務となりそうだ。

 トヨタは、人手不足など現場の要因に加え、車検の入庫台数や売り上げなどの数値のみで販売店を評価する制度をトヨタ自身が運用したことが不正の背景にあると指摘した。

 全国の4852拠点を対象に調査していた。