【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はサウジアラビアでムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談し、イエメン内戦やイラン問題を協議した。米メディアが28日報じた。サウジを訪問したバイデン政権高官で最高位。両国関係はバイデン政権発足後に緊張しており、関係構築へ動きだした。

 トランプ前政権は皇太子と蜜月関係を築いたが、米メディアによると、バイデン政権は皇太子の関与が指摘される18年のサウジ人記者殺害事件を念頭に皇太子と距離を置いた。

 外交安全保障政策の焦点を対中国に移すバイデン政権は、中東情勢の安定へ同盟国サウジの協力を得たい思惑だ。