難病の両側特発性大腿骨頭壊死症に苦しみ、今季限りでの現役引退を余儀なくされたオリックスの育成選手、西浦颯大外野手(22)が28日、引退試合としてウエスタン・リーグの広島戦(オセアンバファローズスタジアム舞洲)に臨んだ。

 九回、支配下選手時代の背番号00のユニホームで中堅守備に就いた。4年で終わったプロ人生に「全部が思い出。僕の夢はずっとプロ野球選手」と未練をにじませた。

 日常生活ではつえに頼っている中、足を引きずりながら歩いて中堅へ。慣れ親しんだ位置で「自分がしてきたファインプレーがよみがえってきた」と涙を浮かべ、投手が1球投げたところで交代した。