京都府警は28日、厚生労働省の承認を受けていない新型コロナウイルス抗原検査キットを感染の判定用に販売したとして医薬品医療機器法違反の疑いで、京都市内の業者で販売に携わっていた社員2人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。未承認のコロナ抗原検査キットの販売を立件するのは全国初という。

 捜査関係者によると、2人は未承認の検査キットを「感染の有無判定」などと宣伝し、インターネット上で1個当たり数千円で販売した疑いが持たれている。これらの検査キットは承認品に比べて数百分の1の精度しかなく、結果はほぼ陰性しか出ない品質だった。