新型コロナウイルスの「ワクチン接種記録システム(VRS)」で、個人の接種歴の一部が誤って登録されているケースがあることが27日、複数の自治体への取材で分かった。2回打ったデータが消失し、未接種になっている住民も確認された。現状のままでは、年内に予定する国内用接種証明書の発行業務などに影響が出る恐れがあり、デジタル庁が市区町村に修正を求めている。

 政府によると、1回以上接種したのは26日時点で約8千万人。自治体への取材では「接種日やワクチン製造番号に誤り」「接種したのに記録がない」「まだ打っていないのに接種済み」などがあった。