徳島市で2018年3月にアパートが全焼した火災で死亡した男性=当時(38)=の母親が、近所の男児の火遊びが原因の可能性があるとして、男児の母親に約4千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、徳島地裁(秋武郁代裁判官)は2日、男児らの火遊びが原因で母親は男児の監督義務を怠ったと認定し、約3160万円の賠償を命じた。

 判決によると、火災は18年3月15日、徳島市北矢三町のアパートで発生、男性は逃げ遅れて焼死した。秋武裁判官は、火災原因の報告書を踏まえ、男児が同級生と共にアパートの古紙置き場でマッチを使って火遊びをし段ボールに着火したのが原因と認めた。