【ロサンゼルス共同】米共和党が知事と上下両院の多数派を握る南部テキサス州で1日、人工妊娠中絶を大幅に制限する州法が発効した。妊娠6週前後とされる胎児の心拍確認後の中絶を禁じた「全米で最も厳しい」(米メディア)内容。人工妊娠中絶は米世論を二分するテーマで、バイデン大統領(民主党)は「憲法上の権利の明らかな侵害だ」と批判している。

 州法は近親相姦や強姦による妊娠も例外としないほか、違反したと見なす医療関係者や協力者を無関係の市民が訴えることも認め、勝訴すれば少なくとも1万ドル(約110万円)を受け取ることができるとしている。